realize2006-08-24 Thu 00:02
私の好きなテレビ番組のひとつに、NHK総合で毎週水曜日夜に放送されている「その時歴史が動いた」がある。
学生時代、いささか歴史の勉強が苦手であった小生ではあるが、にもかかわらず歴史の表裏がわかりやすく紹介されているので、毎週楽しみに見ている次第である。 今晩放送されたのは、19世紀のハワイの国王『カラカウア』の「幻のハワイ日本連合」という話であった。 憧れの常夏の島ハワイ・・・・。 大好きなmelody.の故郷ハワイ・・・(^^;。 いささかお気楽な心持で見た番組であったが、今から100年以上前の重いテーマに気がついて、深く考えさせられたのである。 19世紀後半、ハワイ王国は帝国主義の波にのみ込まれようとしていた。アジア市場参入への足がかりとして太平洋制海権の掌握をめざすアメリカ。その太平洋戦略の拠点としたのが、ハワイだった。 アメリカは、政治・経済・軍事と次々にハワイ王国の主権を蹂躙(じゅうりん)していく。このアメリカの進出に抗おうと立ち上がったのが、ハワイ国王・カラカウアである。 しかし、相手は大国アメリカ。小国ハワイの力だけでは敵うはずもない。そこでカラカウアは「ハワイ・アジア連合」という構想を打ち立てる。当時ハワイと同じ状況にあったアジア諸国と連合して、欧米列強に対抗しようという奇想天外な計画だった。 カラカウアはその実現に向け、自ら交渉の旅に出る。構想の要としていたのが日本だった。当時明治政府は、欧米諸国との不平等条約に苦しみながら近代化を進めていた。カラカウアは明治天皇と極秘に会見。ハワイそしてアジア諸国との連合を訴えかけるカラカウアの提案に、日本は決断を迫られる。 (NHK"その時歴史が動いた"HPより) 歴史の事実として、明治天皇のカラカウア国王に対する提案の答えは"NO"であったのだが、もしもこれが"YES"であったならば、その後の日本およびハワイのたどる運命はどうなっていたであろう・・・。 ハワイはアメリカの50番目の州にならず、ハワイと日本は、もしかしたらひとつの国家になっていただろうか? 真珠湾攻撃は起こらず、あの痛ましい第二次世界大戦は勃発していなかったであろうか? まぁ、歴史にも人生にも"If"はないのだから、覆水盆に帰らず、である。 ただひとつ言える事は、あのような不幸な戦争を再び起こしてはならない、ということ。 靖国参拝が議論になっているが、この国の指導者たちも、それだけは忘れないでいてほしいと思うのである。 カラカウアの夢が実現していたら(realize)、こんな素敵な歌は聴けなかったであろうか・・・・(^^;; |
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