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はがき

以前、大変お世話になった先輩からはがきをいただいた。

ずいぶんお年を召されて、でも元気そうに微笑む先輩の姿が、桜島をバックに写っていた。
定年までまだ時間があったようだが、少し早く退職して、鹿児島の地を今後の人生の舞台に選ばれ、引越しされたようである。
「これからは妻と共に、雄大な海と桜島を目の前にスローライフを楽しみたいと思っています。」と記されていた。

あれから何年経ったのだろう。
先輩と苦労を共にしたのは、ついこの間のことのように思い起こされるが、もう20年以上昔のことだ。

「光陰矢のごとし」
先輩のはがきを見ながら、あれからの自分自身の人生と、これからの人生をぼんやりと考えた。
今まで自分は何をしてきただろうか・・・。
これから自分はどうしていくべきであろうか・・・。

久しぶりに先輩と酒を酌み交わしたい気分だが、鹿児島はさすがに遠く、せつない・・・。
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