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Un dossier de la note indépendant

善き人のためのソナタ

最近、仕事が結構ハードだったせいか、レンタルするDVDも勧善懲悪のアクションものばかりだった。
当然のように内容は乏しく、とりわけスティーブン・セガールの作品には失望するばかり。
どうしてあぁなっちゃったんだろう?
淀川長治氏が絶賛していた俳優なのに、いつの間にか無愛想なデブ役者になってしまい、作品もB級ばかりである。
もうちょっとシャープに、スカッとする英雄であって欲しいのだが・・・。

それはさておき、久しぶりに長期に休めるのなら・・・ということで、ちょっと骨のありそうな感じのDVDを借りてきた。
「善き人のためのソナタ」
ドイツ映画である。
ベルリンにまだ壁があり、ドイツが東と西に分断されていた頃の、東ドイツのシュタージ(国家保安省)の実態を克明に暴いた・・・と書かれていた。

まぁ、物語の背景が背景だけに、当然と言えば当然だが、娯楽性は皆無に等しい作品である。
すべてがグレーに染まっている雰囲気の社会性であり、登場人物も(わたしは)全然知らない地味な感じの役者ばかりである。
紅一点と言える舞台女優も、若さは感じない中年女性である。

だが、見ごたえのある作品であった。

あの時代、東ドイツがどういう社会だったのか、平和な日本でのんびりしていた私など、まったくと言っていいほど知らなかったのだが、壁の向こうではこういうことが行われていたわけか・・・。
ベルリンの壁の崩壊は象徴的な事件だったが、私にとってもっと衝撃的だったのは、ルーマニアのチャウシェスク大統領夫妻の失脚と処刑であった。
そういえば、ホーネッカーってどうなったんだっけ?

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション


あれ以降、東と西、南と北、分断された国家は統一され、冷戦も終結したが、いまだに独裁政権が続き、民衆は苦しみ、一部の腐敗した高官だけがいい暮らしを続ける国がある。
かの国も、いつかは統一され、独裁者は葬られることがあるのだろうか?
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